旭化成アドバンス(東京都港区)は、独自技術で開発した洗浄力の高いスクラブ・ハンドクリーナーのラッキーボーイシリーズ「エコサーフA」を9月から販売。観光業界への活用を呼び掛けている。
「温泉などのボイラー設備や厨房ダクトの清掃業務で発生する手の汚れ落としに役立てられれば」と樹脂化学品本部の森山雄大氏。
エコサーフAは、繊維植物から精製した結晶セルロースのスクラブで、生分解性(物質が微生物によって分解される性質)があり、昨今、環境問題となっているマイクロプラスチックビーズ不使用の環境に配慮した製品となっている。
適量を手にとって、汚れにすりこませることで、汚れが浮き上がる。スクラブと洗浄成分(界面活性剤)のダブル効果で、「指紋や爪の間に付着した汚れもスッキリと落とす」と話す。
また、保湿剤には、砂糖大根から抽出した天然成分を配合している。
製品ラインアップは、1本あたり1.4リットルのポンプ付きボトルなどを取りそろえている。
同社は、旭化成グループの商事機能を担っていた複数の企業が統合して誕生したメーカー系専門商社。衣料、非衣料の各種繊維製品をはじめ、樹脂、化学品を含む工業用材料、多様な建築資材など、さまざまな製品を取り扱い、人々の暮らしを支え続けている。
この件についての問い合わせ先は、旭化成アドバンスホームページ(https://www.asahi-kasei.co.jp/advance/jp/cleaner/luckyboy.html#t2)。
エコサーフA